朝のスケジュール

今まで朝食抜きで過ごしていた人が便秘解消法の一つとして朝食を摂る習慣をつけた場合、朝のうちに便意が起こってくると思います。

しかしその機会を逃してしまうといずれまた直腸性の便秘になりかねません。

出かける前に排便を済ませる習慣をつけるには、いつも決まったスケジュールでトイレへ行くようにすることが大切です。

朝食をとったあと、すぐに出かけるのは消化のためにもよくありません。

胃腸の働きを待ってあげるためにも、食後にお茶を飲みながらゆっくりと新聞に目を通し、食後の片付けをする時間をとりたいものです。

このときに時間に追われ我慢してしまうと、だんだん便意を感じない体になってしまいます。

理想的な朝のスケジュールは次のような感じです。

朝、寝床の中で簡単な体操をする。

次に1杯の水を飲む。

着替え、洗面を行ない、朝食を摂る。

お茶や新聞などで休憩タイムをとる。

食後の片づけを行なう。

ここでトイレタイム。

それから出勤や家事をスタートさせる。

・・・といったパターンです。

もし便意が起こらなくても、トイレに入る習慣だけでもつけてみましょう。

ある程度、決まった時間にトイレタイムを設けることが大切です。

しかしトイレタイムを設けるには、バタバタとした朝を過ごしていては難しいでしょう。

まずは朝早く起きる習慣があってこそ、かもしれません。

やはり生活リズムを整えてゆとりのあるタイムスケジュールで過ごすことが、なによりの便秘解消法なのかもしれませんね。